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お知らせ 2024.08.19
しんたにひとみ 漆芸展 2024
ならまち ギヤラリーたちばなでは、9月7日(土)~ 22日(日)まで、
気鋭の漆芸作家、しんたにひとみさんの作品展を開催いたします。
乾漆に魅せられ、奈良伝統の厚貝による螺鈿の技を人間国宝、北村昭斎さんの下で
修業した しんたに さんの漆芸展です。
天道虫や天牛(かみきりむし)といった昆虫のかたちを取り入れた器体に白蝶貝などで飾る、
また近年は、ユニークな古生物なども題にとっています。
今回は、正倉院文様や古瓦に着想を得た酒器類、昆虫や恐竜を螺鈿にした箱など約20点、
伝統と斬新が混然一体となった作品をご覧いただきます。
・乾漆 螺鈿杯 ・ 乾漆 螺鈿平文龍畜経箱
注1.乾漆:漆の下地に麻布などを使用する。その下地に何度も何度も漆を塗り固めて形を作る。通常十数回塗り重ねる。興福寺の阿修羅像も乾漆技法によるもの。
2.螺鈿:螺、つまり貝で(鈿)飾る漆技法。真珠光を放つ部分を小さく切り取って漆に嵌めこむ。薄く磨り剥がした「薄貝」、あるいはぶあつい「厚貝」を使う。
於:ならまち ギャラリーたちばな
〒630-8372 奈良市西寺林町18-1、PHONE/FAX:0742-31-6439
時間:11:00~18:00(但し最終日は16:00まで)
- 作品は、Instagramでもご覧いただけるようにいたします。
【略歴】
1987 広島生まれ
2010 富山大学芸術文化学部デザイン工芸コース卒業
2011 日本伝統漆芸展 入選 以後毎年入選
2012 富山大学教育学研究科修了
2013年まで重要無形文化財保持者 北村昭斎氏に師事
2013 日本伝統工芸近畿展 奈良県教育委員会教育長賞受賞
2014 日本伝統工芸近畿展 日本経済新聞社賞受賞
2015 日本伝統漆芸展 新人賞
2018 日本伝統工芸展 高松宮記念賞
2019 日本伝統工芸近畿展 奈良県知事賞
2021 日本伝統工芸展 朝日新聞社賞
2022 日本伝統工芸富山展日本工芸会富山支部賞
現在 富山大学芸術文化学芸術文化学科 特命助教
日本工芸会 正会員
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