ならまち ギヤラリーたちばなでは、

9月23日 (土)　～　10月8日(日)まで、

内村慎太郎さんの作陶展を開催いたします。

　古陶磁にあこがれて、建築設計の仕事から一躍転身して、陶芸の道に進んだ内村さん。

その「古陶磁」とは、唐津、そして李朝・高麗系のうつわたちでした。

「備前徳利に唐津のぐい呑み」という組み合わせは、数寄者に最高の組み合わせと称賛されました。

李朝・高麗系のうつわは、静かな温かみ、時に、可笑しみを感じさせるものです。唐津、李朝・高麗系のうつわは、

古く桃山時代の茶人によって新たな美を見いだされ、今日まで日本人の生活の中に溶け込み、賞玩されてきました。

素朴でかつ飽きのこない、育ってくれる作品作りを目指して、茶器から、酒器、食器まで、

内村さんならではの作品、伝統の薪窯で焼いた100点余を是非ご覧ください。

※　内村さんは、２３，２４日、当たちばなに在廊の予定でしたが、

　体調不良のためお越しいただく事が出来なくなりました。

　たちばなでも楽しみにしておりましたが、ご了承下さい。

・柿乃蔕茶盌　　・左より、熊川たちぐい吞、柿乃蔕盃、李朝秋草手面取徳利、井戸盃

期間：9月23日(土) ～　10月8日(日)、休廊：水曜日

開廊時間： 11：00～18：00(最終日16：00まで)

*作品は、Instagramでもご覧いただけるようにいたします。また25日(月)夕刻から

たちばなネットショップでも内村作品をお求めいただけます。

略歴：

1975　鹿児島県霧島山麓栗野町（現湧水町）にて生まれる
1995　国立鹿児島工業高等専門学校卒業後、橋梁設計の仕事を
はじめるが、古陶に心惹かれやきものの道へ入る
2002　唐津焼工房・雷山房として独立
2008　工房を移し、山居窯開窯

2019　島根・田部美術館「茶の湯の造形展」入選

2020　「現代茶陶展」、「美濃茶盌展」入選