ならまち ギヤラリーたちばなでは、

2022年2月19日(土)から3月6日(日)まで

「唐津 丸田宗彦 陶展」を開催いたします。

　古唐津は、桃山時代の自由な気風のもとに、茶陶に適したうつわとして焼成されて、わづか数十年でその役割を終えたと云われます。藤の川内・一ノ瀬・岸岳・帆柱など多様な土とそれらに適した釉薬、薪窯焼成の妙は、

口では表現できない魅力を生み出しています。　　

・丸田さんの焼き物を見ると、唐津焼とは何だろうかと考えてしまいます。

紛れもなくそれは唐津焼なのですが、いつも新鮮な驚きを感じてしまいます。

火と土・釉薬の相克、いや相生(そうしょう)が作品に新たな風合い、佇まいを与えているのです。

個展ごとに新たな表情を生み出す陶芸作家である丸田さんに驚かされているのでしょう。

新たな丸田唐津を是非、ご覧いただきたくご案内申し上げます。

令和四年如月　ギヤラリーたちばな

　　

・斑唐津壺　　　　　　　　　　　　　　・絵唐津ぐい吞み/粉引角徳利/粉引ぐい吞み

会期：2022年2月19日(土)～3月6日(日) 　 休廊：水曜日

時間：11：00～18：00

於：ならまち ギヤラリーたちばな　奈良市西寺林町１８－１　

※作品は、Instagramでもご覧いただけます。また2月21日夕刻より「たちばなネットショップ」でも

お求めいただけます。

略歴：

1961　佐賀県に生まれる

1980　濱田庄司氏三男篤哉氏に師事

1984　佐賀県黒牟田に帰り、作陶

1986　一水会展入選

1987　内田皿屋窯を開窯、日本伝統工芸展入選

2000　皿屋川登窯開窯

2002　NHK・BS「器・夢工房」出演

2003　　々　　　　　々

2008　野村美術館特別展「高麗茶碗への挑戦」に出展

2009　九州陶磁文化館「古唐津に魅せられたもの達」出展

2017　築窯３０年

以上