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展示情報 2023.04.18

空女陶展「京薩摩・華薩摩」2023

 ならまち ギヤラリーたちばなでは、422()から57()まで、

空女(くうにょ)陶展」を開催いたします。

 京の都で培われた伝統の色絵細描。 幕末に輸出工芸品としてもてはやされた薩摩手*を再現した

華麗な筆使いを陶器(京薩摩)また独自に磁器(華薩摩)の上に展開します。

 空女さんの薩摩手は、緻密で絢爛たる花鳥、山水などが、

青海波(せいがいは)、七宝(しっぽう)繋(つな)ぎ、紗綾形(さやかた)といった伝統小紋を背景に描かれて、

近くで見るとここまで精密に描くことが出来るのかと思うほど。

うつわを少し離して観ると伝統文様の細かさが、全体の背景となってうつわの中に溶け込んでいます。

飾ってはこの上なく素敵で、使っても満足できる作品が揃います。

* 薩摩手:伝統的には、陶器の上に描かれるのが「京薩摩」。小野空女さん考案の「華薩摩」は、

磁器の上に展開される細描金襴手です。

 

・雀文カップ&ソーサー         ・芙蓉図盃

 

・鼻煙壺型飾壺            ・寶文黒地花生

会期:4月22日(土)~5月7日(日)  休廊:水曜日(但し5月3日はOPEN)

時間:11:00~18:00(但し、最終日は16:00まで)

作家在廊:4月22日、5月3日、7日

会場:奈良市西寺林町18-1 ならまち ギヤラリーたちばな

ホームページ: https://www.naramachitachibana.com

*作品は、Instagramでもご覧いただけるようにいたします。また、24日(月)夕刻より

たちばなネットショップでもお求めいただけます。

 

小野 空女(おの くうにょ) 略 歴:京都生まれ

1978 京都府陶工訓練校卒業

1979 清水焼窯元に就職、以降染付絵付に約二十年たずさわる。

2000 陶芸作家活動を開始、赤絵細描や京薩摩にあこがれ、独学を始める。

2011 NHK BS「美の壺」に出演

2012 京都美術工芸大学 陶芸学部 絵付講師就任

2014 第56回京都色絵陶芸展 京都市長賞

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